兵庫県尼崎市の市議が辞職して埼玉4区に
年内にも衆院解散総選挙があるかもと言われる中でここ衆院選埼玉4区(志木・朝霞・新座・和光)でも各陣営の動きが目立ちはじめましたが、ちょっと変わった予定候補者がいます
裏切り者の甥への刺客
以下はあくまでもうわさですが、現在日本維新の会は埼玉4区で渡辺やすゆきさんを擁立予定ですが、岸田さんはこの渡辺さんへの刺客なのではないか?という話があります。これは渡辺さんの叔母が元滋賀県知事で現参議院議員の嘉田由紀子さんであり、嘉田さんは昨年2023年11月に前原誠司さん等と共に国民民主党を離党して新党を作った人。国民民主党からすれば党の裏切り者ということで、その甥である渡辺さんを落選させるために刺客を送ったといううわさです
国民民主党公認なら選挙に出たいという人は埼玉4区の地元にもいるでしょうが、地元の人が維新の渡辺さんの票を削ったとしても、それは単に普通の選挙戦で地元候補が善戦したというだけで嘉田さんへの報復にはならない。わざわざ関西の人が縁もゆかりも無い埼玉までやってきて嘉田さんの甥の票を削ってこそ報復成功の構図になるということなのかもしれません。
岸田さんの埼玉4区での知名度はおそらくほぼ0と思われ、289ある衆院選小選挙区の中から埼玉4区を選んで立候補する利点があるとは言えず、わざわざ市議3期の実績がある兵庫を捨てて埼玉にくる理由も他にあるとは思えませんので、このうわさの信憑性は高いのではないかと私は考えています
3候補、誰が勝っても…
上記のうわさはさておき、本件を調べていて一番印象的だったのは国民民主党の予定候補者である岸田光広さんが尼崎市議選では自民党公認で岸田文雄さんから応援まで受けて当選していた方だということです。今度の衆院選は自民党の裏金政治を断ずる絶好の機会となるはずなのに、こういう方が埼玉4区の野党候補者で出てくることが残念です。維新も代表の「第二自民党でいい」という発言がありましたので、これでは2024年6月現在の埼玉4区では誰が勝っても現自民党か元自民党か第二自民党かということで自民党以外の選択肢がないということになります。次の衆院選埼玉4区、まともな候補者は現れないものでしょうか…