私がかねてから主張している市議会通年化について思いを動画にしました。近隣では所沢市議会でも導入しており、三芳町議会も導入を検討中だそうですが、なぜ志木市議会ではできないのか?
現職志木市議会議員たちはやらない言い訳をいろいろ言いますが、結局は議員としてどこまで働く気があるのか?災害対策にどこまで本気なのか?ということが問われているのではないでしょうか?
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話している内容
志木市民のみなさん、現在の志木市議会、年に何ヶ月開かれているか知っていますか?なんと定例会が約4ヶ月で残りの8ヶ月は休会。議員は年間620万円以上の議員報酬をもらっているのに、8ヶ月がまるで事実上の有給休暇になっているように見えます
これ、どこの街も同じだと思いますか?いいえ、違います。最近は1年中議会を開会中にする通年議会という制度を取り入れる地方議会が増加中。全国815の市議会のうち、すでに60市以上が導入していて近隣では所沢市議会も導入しています
議会を通年化するとどんなメリットがあるのでしょうか?
第1は災害対策。近年、大型台風・線状降水帯・ゲリラ豪雨などの風水害が激甚化、荒川・新河岸川・柳瀬川の3河川がある志木市では河川氾濫の不安もあります。その他、災害級の猛暑、予想される巨大地震、今、地方自治体の災害即応体制はますます重要になってきています。災害時に緊急予算が必要になったとき、議会が休会中だと市長は専決処分と言って独断で予算を決め、議会はそれを事後承認するだけの機関になってしまいます。災害はいつおきるかわからない、議会もそれに備えて通年化するべきです
第2は行政の監視機能。最近各地で市長や職員のスキャンダルや不祥事が報道されていますが、志木市も残念ながら毎年のように職員の不祥事が発生しています。議会にはこれらを監視する役割もありますが年8ヶ月も休会中では頼りになりません
第3は開かれた議会。議会を通年化すれば公聴会・議会報告会・市民と語る会など、市民とともにある開かれた議会を作るための様々な活動が可能になります
これらのことから全国で議会を通年化する動きが進んでいるのに、志木市議会はこの流れに乗り遅れています。2024年の市議選でも選挙公報に議会通年化をかかげたのは私だけでした
議会通年化は議員たちの本音をあぶり出す試験紙にもなります。本当にやる気のある議員なら災害対策を強化できる議会通年化に反対するでしょうか?反対する議員はいろいろ理由はつけるが、本音は8ヶ月の長期有給休暇という既得権益を手放したくないということなのかもしれません。選挙やチラシでの美辞麗句より、議会通年化という具体的な政策への賛否こそが、その議員の本音をあぶり出すのではないでしょうか?
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