志木市が進めている志木2中学校区のマンモス義務教育学校化計画の問題点について動画にしました
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話している内容
志木市は小中一貫教育を推進中。だがこれには2種類があり、市内4学校区中、3学校区は従来の6-3制のままで連携を強める小中連携型、志木2中学校区だけは2小・4小・2中を合併して1300人規模の9年制マンモス義務教育学校にする計画
6-3制のままではダメな理由は?なぜ志木2中学校区だけ?なぜ合併しなければならないのか?この基本的な疑問にすら教育委員会は一度たりともまともに答えられていない
全国の義務教育学校の約50%は9学年で199人以下、平均で1学年22.1人の小規模校。過疎地対策で作られているのであり、9年制が教育方法として特に優れているからではない。9年制の義務教育学校にしたら学力が大きく向上する?いじめや不登校が激減する?そんなエビデンスはどこにもない。もしあるなら国策として全国の小中学校を9年制に再編すべき
志木市の計画はとても奇妙。9年制義務教育学校が理想というなら市内すべての小中学校をそれぞれ独立した義務教育学校に再編すればいいのになぜか志木2中学校区だけ。合併しなくても9年制にすることは可能なのになぜか合併に固執。志木2中学校区は現状でせっかくゆとりある3校舎体制ができているのにわざわざ合併して2校舎に子どもたちを詰め込もうという異常さ
この計画が子どもたちのことを第一に考えてのものではないことは明らか。今の時代にわざわざ新しく1300人規模のマンモス学校を作る異常さ、小学校同士を合併すると1学級あたりの実児童数が増えるのでそれだけで教育環境が悪化、2小と2中の校舎間には市道があり、市民の生活道路として自転車も行き交うのにそれに交差する渡り廊下を作るという安全性無視、9年制にすると小学校の卒業式と中学校の入学式が消滅、小学6年生が最高学年としてリーダーの自覚を養う機会も消滅
子どもたち不在で保護者や市民の声もまともに聞かずに強行されようとしているこの計画。こんなことを許していては志木の教育全体がおかしくなってしまうのではないでしょうか?
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