介護保険料で過大徴収と過大還付
2023年12月27日、志木市はシステム設定のミスにより介護保険料で以下の過大徴収と過大還付があったと発表しました
- 過大徴収は17人、23万8800円
- 過大還付は13人、22万3600円
過大徴収(とりすぎ)については被害者に謝罪と返還手続き開始を通知、過大還付(よけいに返した)については時効なので返還は求めないそうです
関連リンク
原因など
市の記者発表資料の1の概要をみると市の職員が法改正にともなう制度の変更をきちんと把握していなかった、5の福祉部長のコメントをみると市とシステム委託業者とのコミュニケーションができていないなどが原因、加えて埼玉新聞の記事をみると事態を自分で気づけずに厚労省から通知されて気づいたなどのお粗末さもあったようですが市民の大切なお金の管理が随分杜撰だと思います
杜撰なお金の管理はこれだけじゃない
志木市のお金の杜撰な管理の問題はこれだけではなく、このブログで取り上げてきた問題だけでも以下のようなことがありました。小さな市としてはかなり多いように思います
660万円の入力ミス
別項『志木市議会2023年9月定例会-市民文教都市常任委員会』の最後の方に書きましたが660万円もの入力ミスがあって予算を修正
口座振替開始通知を誤送信
別項『徴税システムの誤作動は困ります』参照
高額介護サービス費の過小支給
同じく別項『徴税システムの誤作動は困ります』参照
ミス連発で約137万円も誤納付させた
別項『志木市役所の不祥事まとめ – 2022年度』参照
誤送金と架空請求書
別項『志木市も誤送金をやらかしていた』参照