志士の会解散
志木市議会の会派の一つに志士の会というのがありましたが、最近解散したようです
この志士の会には以下の3名の議員が所属していました
- 岡島貴弘さん
- 与儀大介さん
- 多田光宏さん
この3名のうち、多田光宏さんは選挙時に自作立憲民主党を作り、さも国政政党の立憲民主党公認のようにみせかけて有権者を騙そうとしたとして市議会が「多田光宏議員に対する辞職勧告決議」を可決、与儀大介さんは就任早々議会をズル休みしたので市議会が「与儀大介議員に対する猛省を促す決議」を可決したという錚々たる顔ぶれですが、もともと政策の合意などは求めないポスト目当ての野合グループ、「志」士の会なのに共有する「志」はなく、結局は空中分解してしまったようです。無投票全員当選による議会の質の低下がここにもあらわれてしまっていると思います
岡島貴弘さんの約束
多田さんの党名詐欺とも言える問題は市民からの批判も強く、そのような人物と会派を組むことは多田さんの行為を正当化・免罪するものではないかとの批判も当然あるわけですが、志士の会の代表であった岡島さんはそれに対して自身のFacebookで以下のような説明と約束をしていました。とても長いので以下に概略を要約します(「」内は岡島さんの文章の引用)。私の要約ではなく全文を読みたいという方はこのリンクから読めますが、Facebookアカウントがないと開けないのでこの記事の下の方にスクリーンショットも載せておきます
<岡島さんの主張の要約>
- 「先の選挙での多田議員の行為は愚劣極まりなく、最低最悪、議員としても人としても決して認められることではありません」
- 岡島さんは議会での辞職勧告決議には反対したが独自に辞職勧告した(詳細は不明)
- 辞職勧告決議に法的拘束力はないし多田さんが自ら辞職するとも思えない
- そこで一緒に会派を組んで「私の目の届くところに置いて首根っこを掴んでしっかりと働いてもらう」
- 今後1年強の様子をみてだめなら「私が主導して解職請求を行うと。 (解職請求=条件は厳しいですが、辞職勧告とは異なり法的な強制力があります)」
- 「このハードルの低いチャンスを活かせないようであれば更生の余地なしとキッパリと辞めてもらいます」
自分が指導者として多田さんを導くが1年経っても更正しなければ議員を辞めさせると言っているわけですが、すでに2年以上が経過した今、岡島さんは多田さんをどう評価しているのでしょうか?もし多田さんには「更生の余地なし」との評価なら約束どおり解職請求を行うのがスジだと思いますし、逆に多田さんが更生したという評価ならその根拠を市民に説明すべきだと思います
多田光宏さんは反省してない
前回選挙以後、私の家には多田さんのチラシが2回ほどポストに入っていました。どちらにも目を通しましたが、自身が選挙で行った行為や辞職勧告決議については一言も触れられておらず、不利なことにはダンマリを決め込んで風化を待って何食わぬ顔で次の選挙にも出ようという姿勢に見えました。また別項でも書きましたが、多田さんが辞職勧告決議後に新たにれいわ新選組という政治団体も自作している事実を見ると彼は自分の行為を何一つ反省していないと評価せざるを得ません。岡島さんはこの事実をどう考えるのでしょうか?結局志士の会は多田さんが逃げ切ろうとする道具に利用されただけだったのではありませんか?