志木市長の安倍国葬への対応
現在大きな問題になっている安倍晋三さんの国葬について志木市長はどう対応するつもりなのか市長への手紙で質問したところ返信が届きました
要約すると以下のとおり
- 黙祷の呼びかけなど市民に弔意を求めるようなことはしない
- 市長の国葬参列や弔電送付など公費を支出することはしない
- 市役所に半旗・弔旗などを掲揚するかどうかは今後判断する
1と2はまともな判断で安心しましたが、3については優柔不断です。無所属を名乗りつつ実は自民・公明丸抱えの選挙で当選している身としては安倍国葬を無視するのもはばかられるが国葬に協力して市民の反発をかうのも怖いし…と迷っており、とりあえずギリギリまで様子を見て決めようかというところでしょうか?自分できっぱりと判断できずコソコソとまわりを見回して多数派になびこうという姿勢は市民の代表としてみっともないです、政治家として自分で考えて判断することはできないのでしょうか?
3についてもきっぱりとやらないというまともな判断をしていただきたいものです
命の重さはみな同じ
命の重さはみな同じ、これは言うまでもなく民主主義や基本的人権の土台になるいちばん大切な思想だと思います。なのに特定の個人だけ特別扱いして国葬にするなどという前時代的なことを強行しようとしている岸田内閣にはあきれるばかりです。志木市長にはこういうことには一切協力しない見識をしめしていただきたいものです
結局半旗掲揚を決定
<2022/9/26 追記>
自分の言葉で政策を説明できず「上」の意向そのままという人が志木市の市長であるとは残念極まりありません
市役所前に半旗が掲揚されていました
<2022/9/27 追記>
香川武文市長は人の命に軽重があるというのか?
葬儀とは言うまでもなく失われた命を悼む儀式です。特定の個人の葬儀において市長が特別に半旗を掲げるということはその命が特別なものであると市長が宣言したことになります。つまり志木市の香川武文市長は人間の命の重みは同じではなく、特別な命とそうでない命があると考えているわけです。我々有権者はこのことをよく覚えておくべきだと思います
はん‐き【半旗】
広辞苑第6版
弔意を表すために、国旗などを旗竿の頭から竿の長さの3分の1ほど、または、旗の丈(たけ)の半分ほど下げて掲げること。また、その旗。「—を掲げる」
<関連リンク>
<2022/10/2 追記>
県内で半旗掲揚した自治体は63市町村中26
下のリンクの東京新聞の調査によれば埼玉県内で半旗を掲揚したのは県を入れて27の自治体、市町村では県内63市町村中26(約41.3%)でした。この数字は安倍国葬については国民の意見が大きく別れていたことを如実に示しており、その中でろくな説明もせずに半旗掲揚を実行した香川武文市長の判断は間違っていたし、何より自分の言葉で政策を説明しようとしない態度は市長として最低だと思います
上記の記事による県内自治体の対応は以下のとおりです
【半旗掲揚を予定】 県、さいたま市、熊谷市、行田市、秩父市、所沢市、飯能市、加須市、本庄市、東松山市、羽生市、 鴻巣市、深谷市、戸田市、入間市、志木市、桶川市、富士見市、白岡市、伊奈町、横瀬町、 皆野町、 小鹿野町、美里町、神川町、上里町、寄居町
【首長が出席予定】 県、さいたま市、朝霞市、毛呂山町