志木市選出現職議員お笑いコンビ
芸でなくバッジ自慢のM1議員、とれた笑いは市民の苦笑
議員バッジの私的利用は公私混同では?
議員としての職務をきちんと果たしているのであれば、お二人がM-1グランプリに挑戦すること自体にはどうこう言うつもりはありませんが、現職議員を意味するコンビ名にとどまらず議員バッジをつけて舞台に出てそれをひけらかす、議員バッジをネタの小道具に使うのはいかがなものでしょうか?鈴木正人県議が所属する埼玉県議会には埼玉県議会議員政治倫理規程というものがあり、その第二条には以下の規定があります
せっかく挑戦したのに黒歴史化
鈴木正人さんは次の県議選にも意欲満々なようでツイートやブログで日々自己アピールを繰り返していますが、それらをさかのぼってみてもこのM-1グランプリ挑戦の記述がみあたりません。彼は五輪金メダルかじり事件で有名な名古屋市長の河村たかしさんの秘書だったそうですが師匠譲りのポピュリズム(大衆迎合主義)から現職議員がM-1グランプリ挑戦!とやれば票になるのではと踏んでやってはみたものの、よくよく考えてみると議員バッジを利用したのはマズかったのではないかと気づき、なかったことにしたいとか思っているのかもしれませんね
おまけ
<関連リンク>
- 鈴木正人氏が自民会派入り 埼玉県議会 「県民会議」は除名(東京新聞)
- 鈴木県議が自民会派入り 上田前知事「側近」 「王国」にほころび?(毎日新聞)
- 鈴木正人議員の除名について ~「事実」のみを綴ります。感情は最後に少しだけ~(和光市選出の埼玉県議会議員井上わたる氏のブログ)
上記の東京新聞の記事によれば前所属会派の無所属県民会議は鈴木さんが「会派在籍中に自民と協議を重ねていたなどとして、鈴木氏を除名処分」したそうです。毎日新聞の記事の方では今まで最側近と呼ばれるほど近い関係であった参議院議員の上田清司さんサイドから対立している自民党への寝返りに周囲も驚いているとあります
井上さんのブログを読むと次の県議選での保守の有力対立候補であった河野芳徳志木市議が立候補をやめたように読める記述があり志木市における県議会での保守対立の構図が変わったことが転身の理由なのかもしれません
保守政治家間の内部事情については知りえませんが、鈴木さんは自らを真正保守などと名乗り自民党とは一線を画すと言っていたはずが結局は普通の自民党政治家だったことがこれではっきりしました