やはり低い宗岡地域の投票率
2026年2月8日に衆院選が行われました。志木市全体の投票率は55.95%と全国の56.26%を若干下回りましたが、やはり宗岡地域の4投票所の投票率がとても低いです。下位3投票所はいずれも40%台で市の平均より10ポイント以上低くなっています

宗岡の低投票率の原因は投票所配置の不均衡

現在、志木市には12の投票所がありますが、宗岡地域には上図右側の4つしかありません。志木市でも高齢化はどんどん進んでおり、高齢者にとっては投票所が遠いことは投票への大きな障壁になります。選挙の種類に関わらず、常に宗岡地域の投票率が低いということは、この地域固有の理由があるからであり、それはまさに投票所が少ないということなのではないでしょうか
90歳の高齢者からのお電話
昨年、私が全戸配布した志木市政への意見広告第5弾でこの問題をとりあげたところ、共感してくださった90歳の高齢者の方からお電話をいただきました。永く志木に住んでおられるそうでマッカーサーの占領時代のお話などもうかがうことができとても勉強になりました。その方は志木市本町3丁目端の朝霞市寄りに住んでおられるというお話でしたが、投票所が本町1丁目の志木小学校であり、そこまで行くのがとてもつらいというお話でした。3丁目の端から志木小学校までは直線距離でも800m程度で高齢者にとって近いとは言えません。しかも最短の富士道は途中の坂の急勾配がとてもきつい、迂回すれば距離が伸びるのでどちらにしても90歳の高齢者の方の足にはかなりの負担。その方は先日も歩いていて小さな段差で転倒してしまったとも仰っていました。お話をうかがっていて、高齢化社会における投票所の適正な配置は基本的人権の一つである参政権を保障するためにますます重要な課題になっていると痛感しました
志木市内には町内会館や空き店舗など投票所に使えそうな場所は少なくないのではないでしょうか?志木市選挙管理委員会には宗岡に限らず全市的な投票所の増設を真剣に検討していただきたいと思います
期日前投票所の利用率が5割を突破

期日前投票の利用者は全国的にも増加していると報じられていますが、志木市では今回の選挙でついに総投票数にしめる期日前投票数の割合が55%を超えました。これは選挙に行った人の半分以上が期日前投票を利用しているということですが、ここでも宗岡地域への不均衡がみられます

上図の3つの赤丸は志木市の期日前投票所ですが、新河岸川を越えた宗岡側には1つもありません。3つある期日前投票所の内訳は志木市役所・志木駅・柳瀬川駅付近となりますが、通勤通学等で駅を利用する有権者はいいかもしれませんが、そうではない高齢者などにとってはどうでしょうか?宗岡からだと最短が市役所ですが、投票のためにここまで往復することが難儀な方も多いのではないでしょうか?上図の青い星印は宗岡公民館ですがここに期日前投票所を設置すれば宗岡の投票率が向上するのではないかと思います。公民館ですから費用も人件費等の最小限で済むはずです
世論をもりあげて選管の背中を押そう
私は昨年「市内の投票所の増設」と「宗岡公民館への期日前投票所設置」を求めるメールを志木市選挙管理委員会に送りましたが、残念ながら返信はありませんでした。無視されたのかあるいは検討中なのでまだ返信できないのかはわかりません(後者であってほしいですが)が、選管には予算も人手も乏しくなかなか機動的に動けないという事情もあると聞いています。しかし、宗岡公民館に期日前投票所を設置すれば投票率をあげられる可能性がかなり高いのではないか?そうであればこれはぜひやってみるべきだと私は考えます。選管にメールを送ったり、知っている市議会議員がいたら一般質問でとりあげるように要望したりして世論を盛り上げていくことで選管を背中を押すことができるのではないかと思います
志木市の投票率はまだまだあげられるはずです
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