昨年9月に行われたいろは親水公園リニューアル事業の工事説明会において、市はこのリニューアルで一番大切にしていることは「自然との共生」であると強調していました。これに対し中洲の雑木林をつぶすことのどこが自然との共生なのかと疑問を呈する声が多数あがりましたが、市はまともに答えようとせずに説明会を切り上げてしまいました。リニューアルが完了した今、市の言う「自然との共生」はどうなったのか検証したいと思います
志木市の「自然との共生」はプラスチックで
芝生の養生はいつまで続く?
左岸の遊具も「自然との共生」とは無縁
まとめ
こうして見てくると今回のいろは親水公園のリニューアルにおいて「自然との共生」が進んだと言える部分は少しも見当たりません。中洲の雑木林が潰されてプラスチックのデッキが作られ芝生化は難航、新河岸川左岸の公園が水道水とプラスチックと金属とマットで新調されたというのが今回のリニューアルです。これのどこが「自然との共生」だったのか市長にはぜひ説明していただきたいものです
自然とは無関係に単に「公園が新しくなった」というだけなのではないでしょうか?
<2022/9/24 追記>
中洲のカウンターデッキの素材のプラスチックは人工木などと呼ばれているそうですが、あくまでもプラスチックであり「自然のぬくもり」などは一切ありません。しかしなまじ自然物に見せかけた作りになっているためこれに触れた子どもたちが自然の木とはこういう感触のものなのだと勘違いしてしまうのではないかと心配です。志木市のランドマークとして自然との共生を掲げた公園なのですからやはりあのカウンターデッキはまがいものではなく本物の自然木で作ってほしかったと思います