障害者支援施設から生まれた!カパルと創る志木市応援カレー
かぱらくしゃカレー

先日までクラウドファウンディングが行われていたかぱらくしゃカレーの一般販売がはじまりました。このプロジェクトは志木市の就労継続支援B型事業所である傍楽舎(はたらくしゃ)がはじめたもので、この事業所で働く障害者の方たちの工賃向上と志木市の地域活性化をめざすものだそうです
就労継続支援B型事業所とは
一般企業で働くことが難しい障害のある方が、就労や生産活動の機会を得るための日中活動の場。雇用契約を結ばず、作業の対価として「工賃」が支払われるそうです
就労継続支援B型事業所の工賃
かぱらくしゃカレーのクラウドファウンディングWebサイトでの説明によると、現在就労継続支援B型事業所で働く人たちの工賃は、全国平均で月額17,031円とのことで経済的自立には程遠い状況。さらに志木市では傍楽舎の平均工賃月額は14,534円とそれすらも下回ってしまっている状況だそうです。背景には企業からの仕事の受注自体の難しさがあるようで、それを乗り越えるために自らビジネスを立ち上げて安定した収益を確保し工賃の向上をめざそうという取り組みが今回のプロジェクト。ぜひ成功させてほしいと思います
国の福祉政策の貧困
上の説明での工賃の全国平均には驚くばかりで、この国の福祉政策の貧困さが如実に現れていると感じました。また志木市ではその全国平均すら下回っているということで、市としてももっと真剣にこの問題に向き合うべきだと思いました。今回のプロジェクトのように当事者の方々が自ら仕事を創り出して経済力向上をはかる努力は素晴らしいし敬意を払いますが、そういった「自助努力」まかせにして行政が福祉の手を抜くことがあってはならないと思います
一般販売開始
クラウドファウンディングが終了し一般販売がはじまりました。スーパーフードモリンガ入のほうれん草カレー。川越のスパイス専門店筋野商店の協力によりとても香り高いカレーに仕上がっています。1個825円(税込)。
マルイファミリー志木店8階の市民会館受付

同じフロアのエレベータ近くにある市民サービスステーションではなく、その奥にある市民会館(仮設)受付で販売中。いろいろなカパルグッズといっしょに並んでいました。仮設の受付ですが、市民会館は新複合施設への建て替えが難航中なので当分はこの場所にあるものと思われます。営業時間その他は下記のリンクからご確認ください
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