志木市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)(素案)への意見公募
志木市が「志木市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)(素案)」への意見公募(令和6年12月3日〜令和7年1月6日)を行っていました。素案に目を通してみて、間違ったことは書いてないが、どこの市が作っても同じようになるのではないかという印象もあり、物足りなさを感じたので、私なりに考えた提案を送ってみました
志木市で小水力発電を!
志木市における地球温暖化対策の1つとして小水力発電の導入を提案する。本市には3つの川があり太古から人々が川と共に暮らしてきた。江戸時代には野火止用水を宗岡に引き込んだいろは樋や新河岸川の舟運で栄えた歴史などがあり、近年では河童像やカパルなど河童の観光資源化も行われている。志木市は水と深い縁のある街であり、小水力発電に取り組むことにより新時代の水と共に生きる街づくりを進めたい
地理的には本市には3つの川とそれにつながる水路など大小様々な水流があり、小水力発電に適した場所も探しやすいと思われる。また川や用水路は公有地なので、許可を得られれば無償利用が可能であり、用地取得の障壁がないことも利点である
導入にあたっては技術や場所の選定、費用、行政手続き、運営など多々課題があり容易ではないが、学習・啓発目的の市民参加型のプロジェクトを市が主催することからはじめればいいのではないか。またプロジェクトの中心を青年層とし長い見通しをもった未来の街づくりへの取り組みとしたい。この取り組みが、かつて新河岸川を越えて水を引き込む技術と努力でいろは樋を作り、宗岡に用水をもたらした白井武左衛門のような志をもった青年たちを生み出す場となれば市の一層の発展につながるのではないだろうか