志木市立埋蔵文化財保管センター

  • 2021年8月11日
  • 2021年8月11日
志木市立埋蔵文化財保管センターに行ってきました
保管と展示をかねていて多数の出土品がぎっしり並べられています。スタッフの方が丁寧に説明してくれて、こちらの質問にも親切に答えてくれとても勉強になりました。写真もとってよいとのことでした
縄文時代の土器はユニークなデザインのものが多く見飽きることがありません。この土器は人と蛇が向かい合っているデザインだそうです。こういうオブジェつきの土器は祭祀用なのかと思っていたら、煮炊きや貯蔵などの普段使いのものだそうで、オブジェがついてると使いにくそうですが、縄文の人々にとっては使い勝手よりも優先される意味があったのだろうと説明していただきました。どんな意味があったのだろうかと考えてみるのも楽しそうですね、寝付けない夜とかに考えてみるとよく眠れるかもしれません
とても小さな犬の土偶、結構珍しいものだそうです。大人がつくったのか子どもがつくったのか?大人が仕事している横で子どもが少しだけ粘土をもらい遊び半分でつくっていた、普段ならつぶして粘土に戻してしまうが、これはよくできていたので焼いてみたなどというストーリーを空想しました
人の土偶の表情も面白いです
城山遺跡10号住居跡出土遺物。一つの住居跡からまとまって出土した貴重なものだそうです
城山遺跡10号住居跡出土遺物に含まれる異形土製品。何に使われたものか不明だそうです。長さは20cmくらいだったかと思います。大きな穴が空いていて中は空洞、左側も穴が空いています。一体何なのか想像してみるのも楽しいかと
この文様も蛇らしいです
川の流れでしょうか?縄文の人々が眺めていた新河岸川のすがた?
これは一体何?

大きな施設ではありませんが、中には出土品がぎっしり、太古の歴史ロマンにひたることができて楽しかったです。歴史好きの方は一度行く価値ありです。惜しむらくは開館が平日の日中のみなので社会人にはちょっと厳しい。私は前から行きたかったのですが、盆休みになったのでやっと行くことができました。月1回位でも土日に開館してくれると行ける人も増えるかもしれませんね

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