悲劇その1ー無投票
有権者の意思表示の機会が消滅
2021年の志木市市長選挙はかろうじて競争選挙になりましたが、2020年4月の志木市市議会議員選挙も無投票全員当選でした。議会制民主主義において選挙は有権者がその意思を示す非常に貴重な機会ですが、市議選に続きまたもやその機会が失われてしまいました。また無投票になると候補者の政策を記した選挙公報も配布されなくなりますので私達は当選者の選挙公約を知る機会も失ってしまいました
地方議会議員選挙の改革が必要
下記のNHKの報道によれば今回の埼玉県議選では51選挙区中20近い選挙区で無投票になりそうだとのことで地方議会議員選挙の停滞は志木だけの問題ではなく全国的な問題になっていますが、地方も国も真剣に制度改革を進めて行くべきです。組織力がないと当選しにくい1人区(志木もそうですが)を減らす、立候補者が定数を超えなかった場合は信任投票を行う、無投票でも選挙公報は公開するなど考えられることはいろいろあると思いますが、今の制度で当選している議員たちに改革を求めても自分たちの再選が危うくなるような改革が進むとは思えませんので第三者委員会を作って改革を進めるなどが必要かもしれません
悲劇その2ー当選者
コンビを組んでいる相手はこれまた2020年の志木市議選で無投票当選した与儀大介さん、議員を意味するらしきコングレッスマンのコンビ名で出場、二人揃って壇上で議員バッジを突き出して決め顔、鈴木さんの満面の作り笑いが印象的です(別項『鈴木正人県議と与儀大介市議は議員バッジを笑いの小道具に?』参照)。私もお笑いは好きですのでM-1も漫才も結構ですが(もちろん議員の活動をちゃんとやっているのならですが)、テレビに出て有名になりたいという議員活動とはなんの関係もない私利私欲の売名行為に議員バッジを利用する公私混同はおかしいと思います
この二人にとって議員バッジには有権者からの信託の証としての重みなどは1gもなく、議員の肩書をひけらかすオモチャにしかすぎないのでしょう
そうではなくて鈴木さんがこの行為にはなんら恥じるところがないと言うなら是非実際のネタの動画を公開していただきたいものです。鈴木さんも与儀さんもすでにそれぞれYouTubeで自分の動画を流しているのですから簡単にできるはずです
他にも鈴木正人さんについてはいろいろ疑問を感じることがあります。詳細は以下のリンク先を御覧ください
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