柳瀬川に流れ橋が架かってました

村山快哉堂下の中洲と柳瀬川右岸に架かる流れ橋。イベントの時だけ架かるそうです

しかしイベント時専用ということは一年のうち何日架かるのでしょうか?そのたびに設置・撤去・輸送の費用がかかり、土台の建設費用もいれたら一体いくらかかっているのか?市長や某県議がSNS等でさも自分の成果のように宣伝してますが、費用に見合う利用計画が作られているのかも明らかにしていただきたいものです

あと日常的に橋がない状態での土台むき出しの景観の酷さも気になります(一番下に画像あり)

なお、市議会の議事録を検索したところ、この流れ橋は県が土台を建設し、志木市が上部を負担しているようです。土台の費用はわかりませんでしたが、志木市の支出は643万5千円(全額かは不明)となっていました

できた直後だったせいかそれなりににぎわっていました

今回は5月9日までの設置で9時〜17時まで渡れるそうで、時間をすぎるとチェーンがかかります

イベントが終わると橋が撤去されて土台だけが残ります

今後は日常的には下の画像の風景になるのでしょう。橋が作りかけで放置されているみたいに見えてあまり良い眺めとは思えません。川からコンクリがむき出しになったままの姿も全然自然と調和せずに異様。年に数日架かる流れ橋のために日常の川の景観を殺してしまっています。計画した方々は日頃この川をのんびり眺めてなごんだりしたことなどはなかったのかもしれませんね。ここはいろは親水公園の一部ですが、親水というのとはずいぶん違う景観だと思います。「机上の親水」でたてられた計画と言ったら言い過ぎでしょうか?

<2021/11/6 追記>

市役所のサイト内にあった以下の資料によるとこの橋を1回設置・撤去するたびに12万円かかるそうです。年に10回設置すると120万円、1回のイベントで100人が渡っても1人あたり1200円かかる計算になります。その他にも安全確保のためのスタッフを配置すればその人件費もかかりますし、撤去後は民間の倉庫で保管しているそうでその費用もかかっています。初期費用の643万円(土台は除く)も合わせてこの橋にそれほどの価値があるのでしょうか?流れ橋というけれども流れているのは市民の血税なのかもしれません

<2022/1/23 追記>

費用等についていろいろ調べた結果を別項「流れ橋で税金約3537万円がたれ流し」にまとめました

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>今井あさと

今井あさと

埼玉県志木市在住。敷島神社の近くに住んでます。27年間ほど都内の私立高校で非常勤講師をした後にフリーランスのプログラマを経て現在はほぼ休業中。非正規一筋の人生です(笑

非常勤講師で教えていたのは公民科(政治経済・現代社会・倫理など)。今でも政治や社会に強い関心があり、志木市の政治についても詳しく見てみようと思いこのようなブログを立ち上げました

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