2024年10月9日、衆議院が解散され総選挙(15日公示・27日投票)となりました。この選挙、くらしや物価の問題などはもちろんですが、自民党の裏金政治や統一教会との癒着を断ずる絶好の機会!かと思いきや埼玉4区(志木・新座・朝霞・和光)の候補者はなんともお寒い限りでがっかりです。以下11日現在で選挙ドットコムに登録されている候補者を見ていきます
ほさか やすし(自由民主党・前職)
●旧統一教会との深いつながり疑惑にダンマリ
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岸田 光広(国民民主党)
●ちょっと前までは兵庫県尼崎市で自民党の市議でした
選挙公報だけでなく選挙ポスターにまで岸田前首相をデカデカと。これだけ力を借りていたら岸田前首相に頭が上がらないんじゃないでしょうか?もしこの人が当選したら自民党の補完勢力にしかならないんじゃないかと思います
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渡辺 やすゆき(日本維新の会)
2度ほど家のポストにパンフレットが入った以外はほとんど存在感がないのであまり書くことがないのですが、今回の総選挙で日本維新の会の議席が増えるとしたら兵庫県知事のパワハラで自死に追い込まれた兵庫県職員の方が浮かばれないと思います。維新の会はその他にも大阪万博のゴリ押しや様々なスキャンダルを起こしていますしカジノ計画などもとても支持できるものではありません
工藤 かおる(日本共産党)
前回2021年も出馬、最近は今年7月にあった新座市長選にも出馬していました。この小選挙区での議席獲得というより比例区の票獲得が目的だと思われます
立憲民主党って何しにきたの?
立憲民主党は結党以来、志木市ではなんのプレゼンスもなかったと思います。少なくとも当家のポストには他の政党や議員のチラシは入っても立憲民主党のチラシが入ったことは一度もありませんでした。それがこの4月の市議選で突然現れ、野党第一党の知名度・財力・組織力で見事議席獲得となって驚きました。これからはこの地域でも活発にやるのかと思っていたら、今回の衆院選はスルーして国民民主党の岸田光広さんに譲ったようです。しかし、上にも書いたように岸田光広さんは自民党だか国民民主党だかよくわからないような候補であり、とてもじゃないが自民党政治への批判票の受け皿になれるとは思えません。今回の立憲民主党は埼玉4区では有権者に自民党政治への批判票の受け皿を提供するという野党第一党の責務より国民民主党に秋波を送ることを優先させたという点でとても残念です
まるでショッカーとゲルショッカーとネオショッカーの争い
今回の埼玉4区、ほさかやすしさんは自民党(しかも壺議員)、岸田光広さんは元自民党(1月まで)、日本維新の会は馬場代表が「第二自民党でいい」と発言、これでは誰が勝っても自民党。まるでショッカーとゲルショッカーとネオショッカーの争いという感じです。野党共闘という仮面ライダーはこの地には現れなかったようで残念です