穂坂泰議員の支部も自民党からの寄付金不記載

穂坂泰議員の支部が自民党からの寄付金不記載

衆議院議員で外務大臣政務官も務める穂坂泰さんの支部が自民党からの寄付金を政治資金収支報告書に記載していなかったとの報道がありました。下の産経新聞の記事によれば『穂坂氏の「自民党埼玉県第4選挙区支部」は6月8日と10月15日、12月10日に50万円ずつの計150万円』を記載していなかったということです。この手の事件は担当者のうっかりミスで記載が漏れてしまったなどと言い訳されることが多いようですが、本来記載すべきものを3回も記載していなかったというのは「うっかり」では済まないと思います

報道へのリンク

修正すればお咎めのなしのやり得の裏金づくり?

上記の共同通信の記事によれば「不記載は政治資金規正法に抵触する可能性があり、罰則は5年以下の禁錮または100万円以下の罰金」という違法行為ですが、実際には政治資金収支報告書を修正するだけで済まされてしまうようです

150万円の寄付金がありながらそれを収支報告書に収入として記載しなければ当然その150万円の支出も記載されない、つまり150万円は何にでも自由に使える領収書のいらないお金になったということですが、こんなことをしてもバレたら修正するだけで済んでしまうのであればやり得の裏金づくりと言わざるを得ません

今回の寄付金不記載は穂坂さん以外にも先月の内閣改造で新任された伊藤信太郎環境相と宮崎政久厚生労働副大臣の支部、さらには高市早苗経済安全保障担当相や岸田文雄首相の支部までやっていたということで岸田内閣は寄付金不記載天国内閣とも言えますが、穂坂さんは当選2期目で早くも政務官ということで自民党内での出世のスピードもずいぶん速いようですが、そこにはこの人たちと同様のこういうお金づくりの狡猾さも関係していたりするのでしょうか?

穂坂泰議員はきちんと説明責任を果たすべき

穂坂さんの公式サイトを見てみましたがこの問題については何の説明もありませんでした。彼の選挙区である埼玉4区を構成する志木市の市民の一人として穂坂さんにはきちんと説明責任を果たしてほしいと思います。穂坂さんは他にも旧統一教会本体主催の会合への出席(自民党の衆議院議員で6名のみ)などについても未だにまともに説明責任を果たしておらず有権者として不信感がつのります

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>今井あさと

今井あさと

埼玉県志木市在住。敷島神社の近くに住んでます。27年間ほど都内の私立高校で非常勤講師をした後にフリーランスのプログラマ。非正規一筋の人生です(笑

非常勤講師で教えていたのは公民科(政治経済・現代社会・倫理など)。今でも政治や社会に強い関心があり、志木市の政治についても詳しく見てみようと思いこのようなブログを立ち上げました

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