与儀大介さんは志木市議会議員の肩書大安売り中

「市議会議員」の名前でちょいちょい花を

志木市議会議員の与儀大介さんがツイッターで気になるツイートをしていました

上記は居酒屋の開店祝いの花ですが、彼はたのまれると市議会議員の肩書をつけたこういう花をちょいちょい贈っているようです。万一これが志木市内のお店だと花を贈ること自体が公職選挙法違反ですが、画像のお店は市外のお店らしいので公職選挙法違反ではないようです。しかし「志木市議会議員」という肩書をつけるのはいかがなものか?この肩書は「志木市民の代表」を意味するわけですが、このお店と志木市にはなんのゆかりもないと思います(逆にゆかりがあって経営者や店長が志木市民だと公職選挙法抵触の可能性あり)。単に与儀さんと個人的なつながりがあるお店の開店祝いに「志木市民の代表」という肩書をつけることには強い違和感と不快感を覚えます。志木市議会議員の肩書をつければ、ほとんどの市民はこのお店を知らないのにもかかわらず「志木市民を代表してこのお店の開店をお祝いします」というメッセージになってしまいます。市民に無縁のところ、市民のしらないところで「志木市民の代表」の肩書を安売りするのはやめていただきたいものです

与儀さんは私人と公人の使い分けもできないのか?

例えば下の画像で「小池百合子」とあるのは都知事の小池さんだそうですが、もしここに「東京都知事」の肩書をつけていると、「現役の都知事が都民の代表として特定の業者に花を贈った」となり大きな批判の対象になりますが、肩書をつけていないので「現役の都知事だが私人として花を贈った」ということになります。もちろん私人としてならなんでもありというわけではありませんが、公人としての肩書をつけるかつけないかには大きな違いがあることは政治家として初歩的な知識だと思われますが与儀さんはご存じないのでしょうか?

写真のネタ元の記事

AERA dot. (アエラドット)

無投票当選の一年生議員

個人的な友情に基づいて花を贈るのであれば「志木市議会議員」の肩書をつけず個人名で贈ればいいでしょう。しかし、お店の側からすれば開店祝いに「市議会議員」からの花が加わったほうが箔付け景気づけとなって喜ばしい。だからわざわざ「市議会議員の名前で花出してくれ」と頼んでくる。そしてそれに応えてこういうことをちょいちょいやってつながりを広げていけば、それなりにお金もかけているわけですし、有形無形の見返りも期待できるのかもしれません。仮に見返りを得る意図がなかったとしても、結果的に「市民の代表」という肩書を売り物にして個人的な見返りを得てしまえば、それは旧態依然とした政治腐敗への第一歩になることを議員一年生の与儀さんはわかっているのでしょうか?それともそんな難しいことは考えず、無投票で楽して手に入れた「志木市議会議員」の肩書をその重みを理解しないままオモチャにしているだけなのでしょうか?自らSNSに写真つきで投稿しているということはこれが不謹慎ではないかと批判される行為だという自覚がないことだけは確かなのでしょう

市議会議員であれば当然よくご存知のはずですが、念の為志木市議会議員政治倫理条例の第1条を以下に引用しておきます。もし「志木市議会議員」という肩書つきの花を贈ることで私的利益を得たら「自己の地位による影響力を行使して、私的利益を図ることのないよう」という部分に抵触すると思います

第1条 この条例は、市政が市民の厳粛な信託に基づくものであることにかんがみ、特に重い責務を果たすべき市議会(以下「議会」という。)の議員が、市民全体の代表者として、その職務に係る倫理を保持し、自己の地位による影響力を行使して、私的利益を図ることのないよう必要な事項を定めることにより、市政に対する市民の信頼にこたえるとともに、清潔かつ公正で、開かれた民主的な市政の発展に寄与することを目的とする。

無投票であっても当選した以上は「市民全体の代表者」として恥ずかしくない行動をお願いしたいものです

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>今井あさと

今井あさと

埼玉県志木市在住。敷島神社の近くに住んでます。27年間ほど都内の私立高校で非常勤講師をした後にフリーランスのプログラマを経て現在はほぼ休業中。非正規一筋の人生です(笑

非常勤講師で教えていたのは公民科(政治経済・現代社会・倫理など)。今でも政治や社会に強い関心があり、志木市の政治についても詳しく見てみようと思いこのようなブログを立ち上げました

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