いろは親水公園の水飲み場復活

新河岸川左岸に水飲み場復活!

選挙に落ちたのに公約1つ実現!と胸を張っていいものかどうかわかりません(笑)が、私がかねてから求めていたいろは親水公園の水飲み場復活の工事が始まっていました。一昨年のいろは親水公園リニューアルで撤去されてしまって以来2年近くたっての復活です

人に冷たい香川市政

私はこの問題について2022年11月に別項『いろは親水公園リニューアル検証-その3』で指摘し、2023年10月にポスティングした志木市政への意見広告には下記のように書いてきました。また先日の市議選の選挙公報には一番目にこの問題をとりあげました


私がこの問題を重視してきた理由の1つは、いろは親水公園は志木市で2番目に大きい公園(1番目は秋ヶ瀬運動公園)であるにもかかわらず、そこの水飲み場を撤去してしまった理由が理解不能であったからです。上の意見広告にも書きましたが熱中症で死者まで出ている現在において、公園に水飲み場をいらないと考え、しかもわざわざ撤去した香川市長の感性は右とか左とかいう以前の人間性の問題であると断ぜざるを得ないと思います

市のランドマークでいきすぎた営利主義

この写真は2023年夏のものですが、ウォーターパーク前の管理事務所の壁に貼られていた中洲のカフェの宣伝です。私はかき氷の販売に文句を言うつもりはありません。しかし公共の公園である以上は、まず無料の水分補給の手段としての水飲み場を設置し、その上での有料オプションとしてのカフェ事業であるべきだと思います。私有地ならともかく市民の共同の財産である市の公園において無料の水分補給の手段を断つことでカフェの売上向上をはかるのはいきすぎた営利主義ではないでしょうか?

中洲にも水飲み場を設置すべき

すでに左岸の水飲み場の復活工事が始まったのだから上のようなことをクドクド書く必要はないと言われるかもしれませんが、私は中洲にもきちんと水飲み場を設置すべきだと思います。中洲は以前の雑木林を潰して芝生広場にしたことで、子どもたちが走り回りやすくなった一方で木陰が非常に少なくなっており水飲み場の必要性は高まっています。別項『いろは親水公園リニューアル検証-その3』にも書きましたが、中洲では芝生のための給水手段は新たに設置したのですから、人のための給水手段を設置しないのであれば「市長は人より芝生が大切なのか?」と言われても反論できないでしょう。中洲は単体で見ても市内の公園の中では大きい方であり、市内のこのクラスの大きさの公園にはすべて水飲み場があると思われますので中洲に水飲み場がないのはやはりおかしい。私はこの問題の解決は左岸と中洲の両方の水飲み場設置がゴールだと思います。くり返しになりますが、カフェのドリンクの売上確保のために無料の給水手段を断つというえげつない商法は公共の公園でやっていいことではないと思います

右岸は場所が難しい?

新河岸川右岸の土手上の歩道にもできれば水飲み場がほしいところです。場所がないかもしれませんが、富士下橋と田子山排水機場の中間付近のはしらベンチがあるあたりは住宅が近くにあるので水道管もきているはずで水飲み場も設置可能なのではないかと思います

市民の声の力

今回の左岸の水飲み場復活がどのようにして決定されたのかは相変わらず公開されていないので不明です。私の指摘やポスティングが効いたのか、あるいは別の方が市役所に抗議したのか、その両方なのかはわかりませんが、いずれにしろ一度撤去されたものを2年近くたってから復活させたのは市民の声の力だったのではないか、たかが水飲み場に大袈裟なと笑われるかもしれませんが、私は民主主義や住民自治とはこういうことの積み重ねなのではないかと信じています

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>今井あさと

今井あさと

埼玉県志木市在住。敷島神社の近くに住んでます。27年間ほど都内の私立高校で非常勤講師をした後にフリーランスのプログラマ。非正規一筋の人生です(笑

非常勤講師で教えていたのは公民科(政治経済・現代社会・倫理など)。今でも政治や社会に強い関心があり、志木市の政治についても詳しく見てみようと思いこのようなブログを立ち上げました

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