志木都市計画マスタープラン」の素案へのパブリックコメント
志木市が「志木都市計画マスタープラン」の素案へのパブリックコメントを募集していたので応募しました(募集期間は令和8年10月1日(木曜日)から10月30日(金曜日)まで)

関連資料
以下、私が送ったパブリックコメントです
■市民意識調査結果と重点施策のズレ
市民意識調査結果の「“これから”重点的に取り組むべき施策について」(P66)では「歩行環境の整備」(38.5%)と「生活道路の整備」(37.8%)がトップにあり、「幹線道路の整備」は16.4%である。しかしP56の重点施策の「道路・交通」の対象は幹線道路である都市計画道路ばかりであり市民意識とのズレがみられる。もちろん幹線道路は重要であるが、高齢化の進行にともない増加する高齢の歩行困難者・障がい者・子ども・ベビーカー利用者などが日々の生活で安全に移動できるように、住宅街の細かい生活道路整備やその歩行環境整備も同様に重点施策に入れるべきである
■公共交通への利用転換
「道路・交通の目標」(P30)において「公共交通への利用転換」を目標としているが、実際にはバスの路線廃止や減便が進んでいる。交通弱者の市民に限定して提供されているデマンド交通にしても予約が取りにくいなどの声を聞いているし、志木市HPの「志木市デマンド交通」にもその旨記載されている。目標と現実が乖離していると言えるが、具体的にどうやって公共交通への利用転換を進めるのか、明確な計画を示すべきである
■市民参画
「 まちづくりの進め方に関する視点」(P4)において、「市民と行政が対等なパートナーとして協働するまちづくりの推進」が掲げられているのは大変結構であるが、これはどう実現するのか?「まちづくり推進の仕組みづくり」(P58)には「まちづくり協議会」「市民協働のまちづくり支援」「住民・市民団体等との協調」があげられているが漠然としすぎていて計画としての適不適を判断しようがない。「協議」「協働」「協調」などの内容は何か?マスタープラン=基本計画としての明確な内容を記述するべきである
■数値目標の設定と市民参加による検証
「計画を実現するための進行管理」(P59)では「PDCAサイクルの適用」がうたわれているが、CHECK=成果の把握の基準が示されていないのはマスタープランとして不完全である。PLAN=計画において各項目ごとの数値目標を明確にし、それがどの程度実現されたかをCHECKにおいて数値評価し公開するべきである。またその評価の際には市民の意識調査や評価への直接参加などをはかることで「対等なパートナー」である市民の評価を反映させる、つまり市民参加型のPDCAサイクルを行うべきである
おまけ
※以下は意見公募に反映させる必要はないが伝えておきます
P72の「交通結接点」は「交通結節点」(P32)の誤植ではないか?AIのチェックで簡単に見つかるものなので、今後は公開前にチェックするようにしてはいかがですか?
人間の作業なので誤字を責めるつもりは毛頭ありません。でも原稿をAIにチェックさせるだけで簡単にできる作業をやっていないのはどうかと思います。この素案が志木市議会で可決すると志木市の公的な文書になってずっと残るわけですから最低限のチェック作業はするべきでしょう。志木市は税金を使ってDX化(デジタル・トランスフォーメーション)も推進しているのに、こんな初歩的な活用すらできていないのはどうかと思います。同様に以下のような事例もありました
おまけはさておき、パブリックコメントの方は少しでも市に届けば幸いです